必見!歯科レセコンの選び方

レセコンの耐用年数

レセコンの耐用年数

レセコンの耐用年数 レセコンとは、歯科医院などの医療施設から健康保険組合などに対して診療報酬を請求するためにレセプト(診療報酬明細書)を作成するコンピューターシステムのことで、現在では歯科医院の100パーセント近くで導入されているものです。また耐用年数とは、機械などが物理的・経済的に使用可能な年数のことですが、税務関係で使う場合には、減価償却費の計算の基礎となる期間の意味で、様々な機械についてその種別ごとに一定の年数が法令で定められています。
税務上の意味でレセコンの耐用年数と言う場合、パソコン本体などのハード部分と、レセプト作成機能を持つソフト部分とに分けて考える必要があります。パソコンなどについては、サーバーとして用いられている場合を除き4年と定められています。ただし、購入代金が10万円未満であれば消耗品扱いです。一方、ソフトは1年長く5年と定められています。もちろん、現実に使用できる期間は、ハードならその消耗具合、ソフトならサポートを受けられる期間の満了時期などに影響されるので、法定の年数より長くなったり短くなったりすることがあるでしょう。

歯科医院に不可欠なレセコンの購入方法と減価償却

歯科医院に不可欠なレセコンの購入方法と減価償却 レセコンとは、歯科医院や病院で使用されている医事コンピューターのことで、診療報酬明細書いわゆるレセプトを作成するために使用されています。このシステムはレセプトの作成以外にも、窓口会計の計算や領収書の発行、保険証の確認など医療に関するさまざまな業務を担っているので、今や医療現場には欠かすことのできないものとなっているのです。
レセコンを導入する際には、システムをリース契約で使用するか購入して使用するかの2つの方法があります。リース契約は購入資金が必要なかったり、リース費用を経費として計上できたり、減価償却の計算や固定資産税の申告などの面倒な事務処理が不要だったりというメリットがあります。レセコンを購入した場合には、購入金額の全額を経費として計上せず、耐用年数に応じた減価償却費を定められた年数で償却する必要があるのです。しかし長期間レセコンを使用した場合は、システムを購入するよりもリース契約のほうが費用の総額が高くなる傾向があります。